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文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻2号

1992年02月発行

文献概要

研究

ウェスタンブロット法"プロブロットHTLV-I"によるHTLV-I抗体の測定―WHO判定基準の見直し

著者: 福岡直美1 西村要子1 山口一成1 清川哲志2 高月清2

所属機関: 1熊本大学医学部附属病院輸血部 2熊本大学第二内科

ページ範囲:P.193 - P.196

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 HTLV-I抗体の測定には酵素抗体法(EIA),ゼラチン粒子凝集法(PA),蛍光抗体法(IF)などの方法があるが,各法での成績に解離がみられることがある.そのため,ウェスタンブロット法が重要視されているが,一定した判定基準が設けられていない.今回,"プロブロットHTLV-I"(富士レビオ社)を用いその結果より考案した判定基準と1990年9月にWHOが提唱した判定基準との比較を行った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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