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文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻2号

1992年02月発行

文献概要

資料

金コロイド凝集反応による便中ヘモグロビン測定試薬"イムノゴールドHem"の検討

著者: 中川邦子1 宇治義則2 岡部紘明2

所属機関: 1熊本大学医学部附属病院中央検査部 2熊本大学医学部臨床検査医学講座

ページ範囲:P.209 - P.211

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 金コロイド凝集法による便潜血測定試薬"イムノゴールドHem"[合同酒精(株)製造,和光純薬工業(株)販売]の評価を行った.本法はヒトヘモグロビン濃度0.5μg/ml~1,000 μg/mlまで明確な陽性の判定が可能であり,RPHA法,ラテックス凝集法とは90%以上の一致率が認められた.今後さらに症例,特異性の検討が必要ではあるが,マイクロプレートリーダーの使用による大量検体の簡便処理も可能であり,便潜血測定法の一法として期待される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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