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今月の主題 輸入感染症 技術解説
国際伝染病としてのウイルス感染症―現状と検査法の進歩
著者: 倉田毅1
所属機関: 1国立予防衛生研究所病理部
ページ範囲:P.849 - P.856
文献購入ページに移動"国際伝染病"は,現在はウイルス性出血熱としてまとめられている.重要なものにクラス4レベルでラッサ熱,エボラ出血熱,マールブルグ病,クリミア・コンゴ出血熱があげられる.いずれも特別の感染予防,あるいは治療法はない.クラス3レベルでは腎症候性出血熱,リフトバレー熱などがある.ここではクラス4の病原体による4疾患について概説した.〔臨床検査36:849-856,1992〕
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