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文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻8号

1992年08月発行

今月の主題 輸入感染症

技術解説

輸入感染症としてのSTD―現状と検査法の進歩

著者: 大里和久1

所属機関: 1大阪府立万代診療所

ページ範囲:P.863 - P.868

文献概要

輸入感染症として問題となるSTDについて,古くは梅毒,最近の淋菌感染症,クラミジア性器感染症,そして最も新しいHIV感染症を取り上げ,現状と検査法の進歩を述べた.梅毒はTp抗原を用いた検査法に改良がみられ,淋菌性,クラミジア性疾患には特異性の高いDNAプローブを用いた検査法が登場した.HIV感染症は,今後母子感染などが増加すると,抗体のみならず抗原検査も重要になると思われる.〔臨床検査36:863-868,1992〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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