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文献概要
今月の主題 穿刺吸引細胞診―最近の進歩 技術解説
免疫染色法の現状
著者: 小林晏1
所属機関: 1大阪厚生年金病院病理検査科
ページ範囲:P.17 - P.25
文献購入ページに移動 近年,病理組織診断の補助手段としてパラフィン切片での免疫組織化学的手技が盛んに行われ,CEA,AFP,CA19-9などの腫瘍マーカー,サイトケラチン,ビメンチン,デスミンなどの中間径フィラメント,ホルモン,血清蛋白などの染色が必須のときさえある.また,凍結切片における単クローン抗体を用いたリンパ球表面抗原の解析も重要な検査となっている.
一方,穿刺吸引細胞診は生検組織診にかわっていろいろな領域で年々盛んとなり,当然のことながら,免疫細胞化学的染色も試みられ,より正確で厳密な細胞診の診断のために大きく貢献するようになった.〔臨床検査:37(1):17-25,1993〕
一方,穿刺吸引細胞診は生検組織診にかわっていろいろな領域で年々盛んとなり,当然のことながら,免疫細胞化学的染色も試みられ,より正確で厳密な細胞診の診断のために大きく貢献するようになった.〔臨床検査:37(1):17-25,1993〕
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