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文献概要
今月の主題 穿刺吸引細胞診―最近の進歩 臓器別穿刺吸引細胞診
骨・軟部
著者: 都竹正文1 古田則行1 川口智義2 原島三郎3
所属機関: 1癌研究会附属病院細胞診断部 2癌研究会附属病院整形外科 3東京都予防医学協会
ページ範囲:P.54 - P.62
文献購入ページに移動当院の整形外科では,1980年から軟部腫瘍の術前診断に静電画像,超音波検査,針穿刺細胞診,針生検診を併用し実施している.骨・軟部腫瘍および類似病変は,その組織発生が多岐にわたっているため病理組織診断(生検診)のみでは不十分であり,形態学検査としての細胞診を併用することでその精度の向上がみられた.細胞診の利点は,簡便で診断までが短時間で済むことであり,特に臨床医が初診時において細胞診結果をもとに次の検索方法や治療方針を決定することができる点にある.〔臨床検査37(1):54-62,1993〕
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