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文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻1号

1993年01月発行

文献概要

今月の主題 穿刺吸引細胞診―最近の進歩 臓器別穿刺吸引細胞診

胸部

著者: 小中千守1 池田徳彦1 三浦弘之1 加藤治文1

所属機関: 1東京医科大学外科学第1講座

ページ範囲:P.63 - P.68

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 肺の穿刺細胞診は肺疾患の確定診断法として非常に価値の高い検査法であり,経皮的針生検法と経気管支鏡的針吸引法(TBAC)に大別される.経皮的針生検法は,主に肺末梢の小型病巣に対し有効である.最近は,CTガイド下に本法を施行することによって診断率はいっそう向上しつつある.一方,TBACは中心性の粘膜下主体の病巣に対する確実な診断法であり,壁外性の病巣や縦隔リンパ節の質的診断にさらなる進歩が望まれる.〔臨床検査37(1):63-68,1993〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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