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抗肝腎ミクロゾーム(liver-kidney micro-some;LKM)抗体は,1974年,Rizzettoら1)によって初めて報告された臓器特異的な自己抗体である.抗LKM抗体は現在,ラット腎を用いた間接蛍光抗体法による染色パターンによりLKM1~3の3種に大別されている2).すなわち,LKM1は自己免疫性肝炎(AIH) Ⅱ型,LKM2はtialinicacidによる薬剤性肝障害に,LKM3は慢性δ型肝炎に,各々出現する抗体である.
本稿では,最近内外で注目されている抗LKM1抗体について述べる.
本稿では,最近内外で注目されている抗LKM1抗体について述べる.
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