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文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻1号

1993年01月発行

研究

市販酵素標識DNAプローブを用いた毒素原性大腸菌のエンテロトキシン遺伝子の簡易検出法の開発

著者: 宝田裕1 山本耕一郎1 本田武司1

所属機関: 1大阪大学微生物病研究所

ページ範囲:P.83 - P.86

文献概要

 毒素原性大腸菌のエンテロトキシン(LT,ST)の遺伝子検出用酵素標識DNAプローブを用いてLT/ST遺伝子を検出するには,大腸菌からのDNAの抽出,ドットブロッティングなど煩雑で時間のかかる手技が必要とされていた.今回,コロニー(生菌)を直接ハイブリダイゼーションのメンブランに塗布して溶菌し,市販DNAプローブを用いてハイブリダイゼーションを行う方法を開発した.この方法によって大幅に手技を簡略化し,短時間で良好な結果が得られた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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