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文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻2号

1993年02月発行

文献概要

今月の主題 PCRを用いた病原微生物の検出 技術解説

MRSA

著者: 小林芳夫1 木崎昌弘2

所属機関: 1慶應義塾大学病院中央臨床検査部 2慶應義塾大学医学部内科

ページ範囲:P.123 - P.126

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 PBP-2′産生能を有している,換言すればmecA遺伝子を所有しているS.aureusをMRSAと定義し,そうでないS.aureusをMSSAと定義する傾向にある現在では,PCR法によりmecA遺伝子を検出することがMRSAの検出に最も確実な方法と言える.しかし従来提唱されてきた方法もかなりMRSAの検出には優れた方法で,先人の努力をPCR法で再評価することも重要なことである.〔臨床検査37(2):123-126,1993〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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