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文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻2号

1993年02月発行

文献概要

今月の主題 PCRを用いた病原微生物の検出 技術解説

サイトメガロウイルス

著者: 本田順一1 大泉耕太郎1

所属機関: 1久留米大学医学部第一内科

ページ範囲:P.158 - P.163

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 サイトメガロウイルス(CMV)DNAをPCR法を利用して検出した.DNAサンプルはフェノール抽出を行わない簡便法で行い,サーマルサイクラーはキャピラリー方式による高速遺伝子増幅装置を用いた.本法を用いることで実際の症例からCMV肺炎の早期診断が可能であった.また,CMVの再活性化を早期に検出することができた.しかし,CMV感染症を診断する場合は,臨床所見や臨床経過など多くの因子を総合的に検討し,診断する必要がある.〔臨床検査37(2):158-163,1993〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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