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文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻2号

1993年02月発行

文献概要

今月の主題 PCRを用いた病原微生物の検出 技術解説

C型肝炎ウイルス(HCV)

著者: 森茂久1

所属機関: 1国立がんセンター研究所

ページ範囲:P.169 - P.176

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 HCVには現在6種類の遺伝子型が存在しており,筆者らはこれらをⅠ~Ⅳに分類することを提唱している.HCVの遺伝子診断にはRT-PCR法が採用されている.また,最近では検出感度を上げるためにRT-nested PCR法が使われている.この方法は感度が高い反面,汚染が起こりやすいので十分な注意が必要である.RT-PCR法は感染の検出のほか,遺伝子型の分類,血中ウイルス量の定量などにも応用されている.〔臨床検査37(2):169-176,1993〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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