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今月の主題 閉経と臨床検査 技術解説
オステオカルシン
著者: 藤田拓男1
所属機関: 1国立療養所兵庫中央病院
ページ範囲:P.364 - P.366
文献購入ページに移動 オステオカルシンは骨の非コラーゲン蛋白の主要構成成分であり,カルシウムと結合するγ-カルボキシルグルタミン酸の残基を有し,骨芽細胞によってビタミンDおよびビタミンKの影響のもとに合成され,一部が血中に出現し,また尿中に排泄される.断片を含むC末端の測定とインタクトの分子をラジオイムノアッセイで測定する方法があり,前者は骨の吸収による基質の分解放出を,後者は骨芽細胞機能,すなわち骨形成の指標となりうる.〔臨床検査37(43): 64-366,1993〕
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