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抗SRP抗体の多発性筋炎における意義
著者: 丸山俊昭1 宮坂信之2
所属機関: 1東京医科歯科大学第一内科 2東京医科歯科大学難治疾患研究所
ページ範囲:P.421 - P.422
文献購入ページに移動SRP蛋白は,細胞質低分子である7SLのRNAと72,68,54,19,14,9kDaの6つのポリペプチド鎖から成る細胞質リボ核酸蛋白(RNP)である2,3).54kDaのポリペプチドを除いて,すべての蛋白は7SL RNAに直接結合しているが,54 kDaのポリペプチドは,19kDaのポリペプチドを通して7SL RNAと結合している.SRP蛋白は分泌蛋白N末端に共通して存在するシグナルペプチドを認識して,粗面小胞体上のリボゾームにおける蛋白合成を調節し,endoplasmic reticulumを通しての蛋白の分泌と移動に重要な役割を果たしているらしい2,3).
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