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文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻4号

1993年04月発行

文献概要

資料

腫瘍マーカーPIVKA-Ⅱ測定用検体としての血清

著者: 新井智子1 川上圭子1 塚田敏彦1 中山年正1

所属機関: 1虎の門病院臨床化学検査部

ページ範囲:P.429 - P.430

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 PIVKA-II測定用検体としてのクエン酸血漿と血清の比較を行った.血漿PIVKA-II値がカットオフ値(0.07AU/ml)付近以上の肝疾患患者を対象とし,同時採血した血清を測定した.全例の相関関係は,回帰式У=1.11χ-0.09(χ:血漿,У:血清〉,相関係数γ=0.995であり,クエン酸溶液による希釈を考慮に入れると両者は事実上一致し,血清によるPIVKA-II測定に重大な問題は認められなかった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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