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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻10号

1994年10月発行

文献概要

今月の主題 胃・十二指腸疾患と検査 総説

胃・十二指腸潰瘍の成因と治療

著者: 菅野健太郎1

所属機関: 1東京大学保健管理センター

ページ範囲:P.1129 - P.1132

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 動物実験モデルにおける消化性潰瘍の成因の探求,Helicobacter pyloriに関する臨床経験から,新しい消化性潰瘍の成因論の確立とそれに立脚した治療理論が要請されている.その1つの試みとして,潰瘍は基本的には一般的な組織障害機構と同じメカニズムで発生するという考え方を提唱した.この立場に立つと,消化性潰瘍治療は,組織障害の最も基本的病変である炎症の治療を最終目標として設定すべきであることが導かれる.〔臨床検査38:1129-1132,1994〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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