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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻10号

1994年10月発行

文献概要

今月の主題 胃・十二指腸疾患と検査 技術解説

ガストリン

著者: 篠村恭久1

所属機関: 1大阪大学医学部第二内科

ページ範囲:P.1149 - P.1152

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 ガストリンは酸分泌の調節に重要な役割を果たす消化管ホルモンである.血中ガストリン値は生理的には食事摂取後に,病的にはガストリン産生腫瘍をはじめとする種々の病態で上昇する.高ガストリン血症をきたす疾患の鑑別診断にはセクレチン負荷試験,食事負荷試験あるいは尿中ビッグガストリンN端フラグメント排泄量の測定などによるガストリン分泌の病態解析が必要となる.〔臨床検査38:1149-1152,1994〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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