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今月の主題 胃・十二指腸疾患と検査 技術解説
ガストリン
著者: 篠村恭久1
所属機関: 1大阪大学医学部第二内科
ページ範囲:P.1149 - P.1152
文献購入ページに移動 ガストリンは酸分泌の調節に重要な役割を果たす消化管ホルモンである.血中ガストリン値は生理的には食事摂取後に,病的にはガストリン産生腫瘍をはじめとする種々の病態で上昇する.高ガストリン血症をきたす疾患の鑑別診断にはセクレチン負荷試験,食事負荷試験あるいは尿中ビッグガストリンN端フラグメント排泄量の測定などによるガストリン分泌の病態解析が必要となる.〔臨床検査38:1149-1152,1994〕
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