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今月の主題 胃・十二指腸疾患と検査 病態解説
いわゆる急性胃粘膜病変(AGML)
著者: 藤野雅之1 佐藤公1
所属機関: 1山梨医科大学第一内科
ページ範囲:P.1177 - P.1180
文献購入ページに移動 ストレス,消炎剤などの薬剤服用,内視鏡などに引き続いて激しい心窩部痛をもって突然発症し,内視鏡的には胃粘膜にびらん,潰瘍の多発をみる急性の病変で,粘膜血流の減少,再潅流に伴う活性酸素の組織傷害によるものと考えられている.内視鏡後急性胃病変の症例を中心に供覧し,Helicobacter pyloriの重要性を強調した.粘膜のみの病変ではなく急性胃病変(AGL)と呼ぶのが適当であることにも触れた.〔臨床検査38:1177-1180,1994〕
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