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学会だより 第15回日本肥満学会
猛暑の大阪でとりわけクールな学会
著者: 大野誠1
所属機関: 1東京慈恵会医科大学健康医学センター健康医学科
ページ範囲:P.1194 - P.1194
文献購入ページに移動 1994年7月21,22日大阪大学医学部第二内科松沢祐次教授を会長に,第15回日本肥満学会が大阪中之島のロイヤルホテルで開催された.本学会は例年11月前後に開催されるのが通例であったが,本年は第7回国際肥満学会(8月,トロント),国際糖尿病学会(11月,神戸),国際病態生理学会(11月,京都)など関連の国際会議が目白押しという特殊事情により,最も蒸し暑い真夏の開催となった.会期の両日は案の定最高気温35℃を超える猛暑が続いたが,幸い会場のロイヤルホテルが学会参加者に限定した特別割引料金を設定してくれたため,参加者の大多数はビジネスホテル並みの料金でこの超一流ホテルに宿泊し,2日間一歩もホテルから出ることなく快適に学会へ臨むことができた.この結果,むしろ例年以上に快適かつ実り多い学会として好評を博した.これは,ひとえに学会主催者とホテル側双方のご尽力の賜物であることは言うまでもないが,比較的規模が大きくない学会こそ,このようなきめ細かな運営を行えば,時期を選ばずに成果を上げることが可能であるという実績を示した点は高く評価されよう.
本学会では,会長講演,特別講演3題,一般演題126題の口演発表があり,他にシンポジウム"肥満の成因と病態解明への分子生物学的アプローチ""肥満と糖尿病",ワークショップ"肥満と動脈硬化:シンドロームX,内臓脂肪症候群をめぐって","摂食調節と肥満"が持たれた.
本学会では,会長講演,特別講演3題,一般演題126題の口演発表があり,他にシンポジウム"肥満の成因と病態解明への分子生物学的アプローチ""肥満と糖尿病",ワークショップ"肥満と動脈硬化:シンドロームX,内臓脂肪症候群をめぐって","摂食調節と肥満"が持たれた.
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