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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻5号

1994年05月発行

文献概要

今月の主題 常在菌 常在菌の同定とその感染

Staphylococcus saprophyticus

著者: 藤田和彦1

所属機関: 1順天堂大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.547 - P.551

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 Staphylococcus saprophyticusは尿路感染症の原因菌として重要である.尿から分離したコアグラーゼ陰性ブドウ球菌の中から,S. saprophyticusはノボビオシン感受性テストで同定できる.ヒツジ血球凝集反応も同定の参考になる.S. saprophyticusの病原性はこの菌の持つ尿路への高い粘着性のためと考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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