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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻5号

1994年05月発行

文献概要

学会だより 第9回日本小児がん学会総会

進歩した神経芽腫の研究

著者: 石本浩市1

所属機関: 1順天堂大学小児科

ページ範囲:P.574 - P.574

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 第9回日本小児がん学会総会が1993年12月3,4日に筑波大学で同大小児外科教授・大川治夫会長のもと開かれた.本学会は主に小児科医,小児外科医,放射線科医,病理医が参加し,小児癌の臨床および基礎研究を発表する学会である.前身の小児がん研究会から数えて25年の歴史を持ち,会員数も現在では1,700名に達している.
 小児癌は成人の癌に比べ症例数が少なく,その種類も大きく異なることが特徴である.したがって多施設間で症例を集積し研究するグループスタディが必要である.わが国でも1980年代初頭から,主に白血病を中心にいくつかのグループスタディが行われており,その予後改善に大きく寄与している.しかし,白血病以外の癌に関してはまだ十分なグループスタディはなく,その意味でも小児癌を扱う医師たちが一同に会する本学会の意義は大きい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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