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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻5号

1994年05月発行

文献概要

今月の主題 常在菌 常在菌の同定とその感染

Candida albicans

著者: 伊藤章1 神永陽一郎1

所属機関: 1横浜市立大学医学部附属病院臨床検査部

ページ範囲:P.575 - P.580

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 Candida albicansの同定は,発芽管,厚膜胞子などの形態学的性状によりおおむね目的を達せられるが,他の酵母様真菌との鑑別上,生化学的性状検査が不可欠となる.近年は,自動機器や簡易キット法が実用化されているので,これらを生かした活用法を考慮すべきである.C. albicansによって代表されるカンジダ症は,真菌感染症の中では最も多い.しかし,常在フローラとして存在するので,検出されてもその病原的意義を考慮する心要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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