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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻5号

1994年05月発行

文献概要

今月の主題 常在菌 話題

新生児における腸内細菌とその変動

著者: 岩田敏1 砂川慶介2

所属機関: 1国立霞ケ浦病院小児科 2国立東京第二病院小児科

ページ範囲:P.585 - P.588

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1.はじめに
 新生児期は母親の胎内では無菌状態であった胎児が胎外の細菌の洗礼を受け,急速に種々の常在細菌叢が形成される時期であることから,この時期の腸内細菌叢は多彩かつ不安定であるのが特徴である.本稿では,新生児期における腸内細菌叢の形成とその変動,および腸内細菌叢の変動が新生児に及ぼす影響について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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