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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻5号

1994年05月発行

文献概要

編集者への手紙

受身凝集反応の担体としての温泉の鉱泥の利用

著者: 江崎一子1 延永正1

所属機関: 1九州大学生体防御医学研究所臨床免疫学部門

ページ範囲:P.606 - P.606

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 受身凝集反応は種々のリアクタントを担体に結合させることで多くの検査に応用でき,感度も優れていることから臨床検査に汎用されている.担体は赤血球のほかポリスチレンラテックス1),カオリン,天然産のケイ酸アルミニウムを主成分とするベントナイト2)などがよく用いられている.今回,筆者らは温泉の鉱泥を担体に利用した受身凝集反応を考案し,リウマトイド因子(RF)の検出法である"RAテスト"を施行したところ満足のいく結果が得られたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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