icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻5号

1994年05月発行

文献概要

資料

HBs抗体のELISA法抗体蛋白定量値とPHA法抗体価の比較検討

著者: 櫻井伊三1 浪岡知子1 中川泉1 菅井留男1

所属機関: 1自衛隊中央病院研究検査部

ページ範囲:P.611 - P.612

文献購入ページに移動
 医療従事者258名のHBs抗体をPHA法およびELISA法により測定し,両者の相関ならびにHBc抗体との関遵性をみた.両者の陽性率は,PHA法が71.3%,ELISP法が76.7%であった.また,ELISA法のHBV感染防御上の最低必要量と考えられる10IU/l以上に相当するPHA法での抗体価は,16倍以上であることが確認された.しかし,HBc抗体陽性者の中には,PHA法で高い抗体価を示しながらも,ELISA法では,10IU/l以下の者も数例認められた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?