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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻7号

1994年07月発行

文献概要

今月の主題 結合組織 総説

結合組織の構成成分

著者: 中野博1

所属機関: 1奈良県立医科大学病態検査学講座

ページ範囲:P.766 - P.770

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 体内の組織では,細胞はその周囲を結合組織と呼ばれる複雑な高分子集合体の集合した環境で取り巻かれている.この結合組織は単に細胞の位置の維持だけではなく代謝,増殖,分化,接着,遊走などさまざまな機能の発現に重要なものである.結合組織を構成する主要成分はコラーゲン,エラスチンなどの結合線維,プロテオグリカン,非コラーゲン糖蛋白であり,線維芽細胞はこの構成成分の代表的な産生細胞である.〔臨床検査38:766-770,1994〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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