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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻7号

1994年07月発行

今月の主題 結合組織

話題

混合性結合組織病

著者: 吉田浩1

所属機関: 1福島県立医科大学検査部

ページ範囲:P.821 - P.823

文献概要

 混合性結合組織病(MCTD)は抗ENA抗体高値陽性で,SLE,PSSそれにPM様所見を併せ持つ疾患として提唱され,確立された.わが国では特定疾患として認知された.MCTD研究班で診断基準を作成したが,抗U1RNP抗体陽性が必須で,Raynaud現象や手指・手背腫脹が90%以上にみられる.死因としては,肺動脈高血圧症を含む心肺不全症が半数を占める.適当な治療法はない.〔臨床検査38:821-823,1994〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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