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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻7号

1994年07月発行

文献概要

今月の主題 結合組織 話題

結合組織由来腫瘍

著者: 福永真治1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学第一病理学教室

ページ範囲:P.827 - P.830

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 結合組織由来腫瘍とは線維細胞と線維芽細胞の増殖を主体とする新生物(狭義)である.しかし,現実には真の腫瘍のみならず過誤腫や炎症性性格の強い腫瘍様病変,反応性増殖性病変も含めることが多い(広義).その中で病理診断,生物学的態度や治療法について特に慎重を要するものがある.これらは結節性筋膜炎,増殖性筋膜炎(筋炎),デスモイド,種々の線維腫症,隆起性皮膚線維肉腫と線維肉腫であり,その基本的な臨床病理の理解が望まれる.〔臨床検査38:827-830,1994〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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