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今月の主題 結合組織 話題
吸引浸出液による連続血糖モニタ
著者: 菊地眞1
所属機関: 1防衛医科大学校医用電子工学講座
ページ範囲:P.832 - P.833
文献購入ページに移動 吸引浸出液(以下SEF)の性状について分析した.SEFは角質層を除去した皮膚を絶対気圧400mmHgで吸引することにより採取できる.SEFの性状は,グルコース,クレアチニンや尿素窒素などの低分子量物質に関してはほぼ血漿と同値の濃度を示した.静注糖負荷時のSEF中のグルコース変化を非侵襲的にモニタすることが可能であり,SEF中のグルコース濃度は血糖変化からほぼ10分遅れで追従した.400mmHg陰圧下でのSEFの浸出量は約35.7±11.1μl・h-1・cm-2である.〔臨床検査38:832-833,1994〕
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