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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻7号

1994年07月発行

文献概要

目でみる症例―検査結果から病態診断へ・19

遺伝性サイロキシン結合グロブリン増加症

著者: 小松誠1 花村直1 関龍幸1 奈良田光男1

所属機関: 1岡谷塩嶺病院外科

ページ範囲:P.835 - P.837

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●検査結果●
 血中T3,T4は高値を示したが,TSH,freeT3,free T4は正常範囲であった(表1).血中サイロキシン結合グロブリン(thyroxine bindingglobulin;TBG)は高値であったが,サイロイドテスト,マイクロゾームテスト,血中エストロン,エストラジオールは正常であった.
 甲状腺超音波検査では甲状腺の大きさおよびエコーレベルは正常範囲であり,甲状腺結節は認められなかった(図1).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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