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目でみる症例―検査結果から病態診断へ・19
遺伝性サイロキシン結合グロブリン増加症
著者: 小松誠1 花村直1 関龍幸1 奈良田光男1
所属機関: 1岡谷塩嶺病院外科
ページ範囲:P.835 - P.837
文献購入ページに移動血中T3,T4は高値を示したが,TSH,freeT3,free T4は正常範囲であった(表1).血中サイロキシン結合グロブリン(thyroxine bindingglobulin;TBG)は高値であったが,サイロイドテスト,マイクロゾームテスト,血中エストロン,エストラジオールは正常であった.
甲状腺超音波検査では甲状腺の大きさおよびエコーレベルは正常範囲であり,甲状腺結節は認められなかった(図1).
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