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質疑応答 一般検査
尿中蛋白検査結果の乖離
著者: 伊藤喜久1 K子
所属機関: 1自治医科大学臨床病理学
ページ範囲:P.860 - P.862
文献購入ページに移動 Q 尿中蛋白を試験紙法で定性したところ(±)を示し,マイクロTPテスト(ピロガロールレッド法)で定量したところ350mg/dlとなりました.そこで,この蛋白はアルブミンではないかと考え尿中蛋白分画を実施したところ,γグロブリンが79.0%でした.さらに免疫電気泳動ではγグロブリンが(±)でした(図1).この結果の不一致をどのように理解したらよいのでしょうか.
また,このようなことは正常人でもよくあることなのでしょうか.例えば,一過性の尿細管機能障害のために蛋白の再吸収が低下し,免疫グロブリンの分滑,β2ミクログロブリンなどの低分子蛋臼が尿中に出現したと考えていいのでしょうか.
また,このようなことは正常人でもよくあることなのでしょうか.例えば,一過性の尿細管機能障害のために蛋白の再吸収が低下し,免疫グロブリンの分滑,β2ミクログロブリンなどの低分子蛋臼が尿中に出現したと考えていいのでしょうか.
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