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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻10号

1995年10月発行

文献概要

今月の主題 乳腺の検査 総説

日本人乳癌と乳癌診療の現状

著者: 坂元吾偉1

所属機関: 1(財)癌研究会癌研究所乳腺病理部

ページ範囲:P.1125 - P.1129

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近い将来わが国でも乳癌が女性の癌の第1位の発生率を示すと予測される.乳癌の最も実際的な予防は早期発見・早期治療の二次予防であり,また乳房温存治療のためにも早期発見が重要である.早期発見は乳癌による死亡とともに乳房がなくなることをも防いでいる.小さな癌を発見することは大事であるが,そのために良性の病変を持っ患者に対して過大な外科的侵襲を加えない検査法手技こそがもっと大事であることを心しておくべきである.〔臨床検査 39:1125-1129,1995〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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