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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻10号

1995年10月発行

文献概要

今月の主題 乳腺の検査 技術解説

乳癌の腫瘍マーカー

著者: 広岡保明1 浜副隆一1 貝原信明1

所属機関: 1鳥取大学医学部第一外科

ページ範囲:P.1163 - P.1167

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 乳癌における腫瘍マーカーは,①原発性乳癌のスクリーニング,②乳癌再発のスクリーニング,③再発乳癌の治療効果判定,などの目的で活用されている.多くの施設で測定されている血清中の腫瘍マーカーには,CEA,CA15-3,TPA,BCA 225,NCC-ST-439などがあり,それは主に再発乳癌のスクリーニングや治療効果判定に利用されている.一方,異常乳頭分泌液中のCEAは,原発性乳癌,特に無腫瘤性乳癌のスクリーニングに活用されている.〔臨床検査39:1163-1167,1995〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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