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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻10号

1995年10月発行

文献概要

研究

急性心筋梗塞における僧帽弁逆流―心エコー図による検討

著者: 谷内亮水1 秦泉寺寿美雄1 長谷川香代1 藤本由美1 藤田亀明1 沼本敏1 大脇嶺2 西村直己2 山本克人2 伊東秀樹2 小崎裕司2 永森誠一郎2

所属機関: 1高知市立市民病院臨床病理検査科 2高知市立市民病院内科

ページ範囲:P.1207 - P.1210

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 急性心筋梗塞発症時の僧帽弁逆流の出現およびその経過について心エコー図を用い検討した.1993年2月から1994年12月の23か月に,1か月間観察が可能であった26例を対象とした.僧帽弁逆流の出現率は42%で,下壁梗塞に80%と高率であった.僧帽弁逆流非発症群の左室径は不変であったが,僧帽弁逆流発症群は,経過と共に平均左室径の増大を認めた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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