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研究
Bence Jones蛋白尿における尿総蛋白測定法の評価
著者: 酒井伸枝1 鈴木優治1
所属機関: 1埼玉県立衛生短期大学
ページ範囲:P.1217 - P.1220
文献購入ページに移動 日常検査の尿総蛋白測定において,Bence Jones蛋白(BJP)尿の測定値がどのような傾向を示すか,ビウレット法を基準に評価した.その結果,BJP尿の蛋白値は,ピロガロールレッド法とクマシーブリリアントブルーG・250法では,ビウレット法と比べ低値となる傾向がBJP尿以外の蛋白尿より大きかった.また,塩化ベンゼトニウム法ではビウレット法と近似した値がBJP尿およびBJP尿以外の蛋白尿で得られ,検討した測定法の中では蛋白種差の少ない方法と考えられた.
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