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凍結切片・パラフィン切片の特殊性
著者: 前田邦彦1 鈴木一志1 松田幹夫2
所属機関: 1山形大学医学部第1病理 2山形大学医学部第2病理
ページ範囲:P.46 - P.46
文献購入ページに移動他方,パラフィン切片においても,近年,ホルマリン固定やその後の脱水・包埋過程に抵抗性の抗原エピトープを認識する新しいモノクローナル抗体の開発や,いわゆる抗原性の賦活化unmasking (トリプシンなどの蛋白分解酵素による消化,マイクロ・ウエーブ照射やオート・クレープによる加熱,塩酸やギ酸による酸性処理,DNaseによる核酸の消化,界面活性剤による処理など)1),染色感度の増強などの染色技術の改良によって,免疫染色の応用が著しく広がっている.
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