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急速凍結ディープエッチング法と免疫組織化学
著者: 大野伸一1
所属機関: 1山梨医科大学第1解剖学
ページ範囲:P.83 - P.83
文献購入ページに移動洗浄緩衝液中の軽く固定された試料は,通常の免疫染色手順に従い,各々の1次抗体で処理される.細胞骨格のように,微細構造が単純な場合には,1次抗体のみの修飾で十分に識別が可能である.しかし,未知の構造である場合には,光学顕微鏡所見と比較するために,次のゴールド粒子やペルオキシダーゼ標識2次抗体で免疫染色をする必要がある.この場合,ペルオキシダーゼのDAB反応は,反応時間をできるだけ短くすることが重要である.さらに免疫染色された試料は,レプリカ膜作製前に必ず光学顕微鏡下あるいは実体顕微鏡で免疫反応陽性をチェックする必要がある.
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