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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻11号

1995年10月発行

文献概要

特集 免疫組織・細胞化学検査 抗原の種類による応用例

9.アポトーシス

著者: 橋本知子1 一井重利2 吉川麗月2 中嶋泰典1 喜多野征男3

所属機関: 1兵庫医科大学遺伝学 2兵庫医科大学遺伝学第2外科 3兵庫医科大学遺伝学皮膚科

ページ範囲:P.127 - P.131

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はじめに
 アポトーシス(apoptosis)は,細胞死の機構として最近注目を浴ている.この現象は以前から知られており,Kerrらが1972年にこの名称を用いた1).アポトーシス研究が進むにつれて,これは細胞が自ら死を選ぶ機構が働いていることがわかり,programmed cell deathとも呼ばれるようになった.ところで"apop-tosis"の発音は,4番目のpが無音であるのでアポトーシスが正しいとされるが,アポプトーシス,エイポプトーシス(いずれもトーにアクセント)と発音されていることもしばしば耳にする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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