臨床検査39巻11号

1995年10月発行

ミニ情報

マイクロウエーブを用いた迅速免疫染色

著者： 森吉臣¹

所属機関： ¹獨協医科大学越谷病院病理部

ページ範囲：P.136 - P.136

　マイクロウエーブ（以下MWと略す）照射は免疫反応を促進させるので迅速免疫染色に応用できる．
　1次抗体，2次抗体，あるいはストレプトアビジンなどの反応時にMW照射を行って反応時間を短縮する．MW照射の条件は使用するMW照射装置によって異なっている．ここでは病理検査用に開発されたMI－77型（東屋医科機械）を使用した場合について述べる．