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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻11号

1995年10月発行

文献概要

特集 免疫組織・細胞化学検査 臓器別応用例

10.小児腫瘍

著者: 田中祐吉1 佐々木佳郎1

所属機関: 1神奈川県立こども医療センター病理科

ページ範囲:P.255 - P.258

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はじめに
 小児腫瘍およびその周辺状況には,以下に述べるようないくつかの特殊性がある.
 (1)小児腫瘍では,成人期の腫瘍と比べて,圧倒的に肉腫の占める割合が高い.小児悪性腫瘍の中で半数前後を占めるのが白血病である.同形腫瘍では,脳腫瘍,神経芽腫,悪性リンパ腫,腎芽腫,肝芽腫,骨軟部腫瘍(骨肉腫,横紋筋肉腫,Ewing肉腫ら)などが主体で,成人期の腫瘍の内訳とは大きく異なる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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