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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻3号

1995年03月発行

資料

全自動蛋白電気泳動装置CTE-5000に組み込まれたM分画自動検出機能の有用性に関する検討

著者: 岩下祥美1 黒川浩1 金森きよ子1 一色由紀江1 奈良信雄1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.371 - P.373

文献概要

 全自動蛋白電気泳動装置CTE-5000に組み込まれたM分画自動検出機能によるM分画の検出率を検討した.本機能は,M分画含量が中等量以上の検体では,熟練判定者による肉眼観察に匹敵するM分画検出機能を持つことが示された.しかしながら,M分画含量が微量の場合にはその検出率に低下が認められ,検討課題と考えられた.CTE-5000は高い検体処理能力を持ち,さらにプログラミングを改良することで,M分画自動検出機能を日常検査に導入することが可能になるものと考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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