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血清Cholinesterase検査法
著者: 中沢幸胤1 岡本重幸1
所属機関: 1東京大学物療内科
ページ範囲:P.159 - P.161
文献購入ページに移動 現在行われているCholinesterase (ChE)測定法は,Acetylcholine (Ach)を主体とする基質に血清を加えて加温すると,血清中のChEの作用でAchが酷酸とCholineに分解されるが,この酷酸をもとにして間接的にChEの活性度をあらわしているものが多い。
即ち,1.予め基質に重曹を加えておいて,生じた酷酸により発生した炭酸ガスをWarburg検圧計によつて測定する方法,2.酷酸発生による基質pHの低下�pHをpH meterを用いて読む方法1)2)等であるが,ここでは極めて簡便で,臨床検査用に適していると思われるPhenol Redを指示薬として,酷酸による基質pHの低下度を光電比色計を用いて測定する方法について詳述する3)4)5)。
即ち,1.予め基質に重曹を加えておいて,生じた酷酸により発生した炭酸ガスをWarburg検圧計によつて測定する方法,2.酷酸発生による基質pHの低下�pHをpH meterを用いて読む方法1)2)等であるが,ここでは極めて簡便で,臨床検査用に適していると思われるPhenol Redを指示薬として,酷酸による基質pHの低下度を光電比色計を用いて測定する方法について詳述する3)4)5)。
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