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文献詳細

雑誌文献

臨床検査4巻7号

1960年07月発行

〈検査室メモ〉

赤血球指数と平均赤血球恒数

著者: 五十嵐忠平1

所属機関: 1慶応大学病院中央検査室血液科

ページ範囲:P.429 - P.431

文献概要

はしがき
 赤血球指数も平均赤血球恒数もすべて計算によつて求められるものです。そのもとになるものは1)赤血球数,2)血色素量,3)赤血球容積(ヘマトクリツト)4)赤血球直径などです。従つてこれらの数値を正確に出さなければ,これをもとにして計算される数値は明かに不正確なものとなります。又これらの測定手技に自信があるとすれば,使用器具の正確性が当然問題となるおけです。測定用器具の検定については宮坂の論文1)2)3)がありますので御参照下さい。又幸い財団法人日本血液検査器械検定協会において検定されたものが市販されていますので,これを購入使用することもよいでしよう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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