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文献詳細

雑誌文献

臨床検査4巻7号

1960年07月発行

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ABO式血液型の出現頻度

著者: 東田一男1

所属機関: 1大阪市立衛生研究所

ページ範囲:P.441 - P.443

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 1901年,LandsteinerによつてABO式血液型が発見されてから今年で60年になる。その間,MN式,Q式,Rh式,その他多くの血液型が,つぎつぎと発見されて,これらの血液型の性状や,その分布状態等も各国の学者によつて研究され,調査せられている1)2)3)4)5)6)
 日本人のABO式血液型の出現頻度については,衛生検査技師試験の第1回国家試験問題として出たように,すでに周知のものとなつている。すなわち,A:O:B:ABの頻度は,大体,4:3:2:1の割合であるから記憶するのにも便利である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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