文献概要
作業災害は,日常業務に数多く伏在している.検査の作業中,急に後ろを振り向いた拍子に,脇を通ろうとした技師が持っていた器具に,顔面が激突して裂傷を負ったという事故もある.予測されない急激な動作の変化や,わずかな段差につまずいて転倒するなどの労働災害は少なくない.今日,マニュアルを完備した検査室がほとんどである.作業管理も行き届いてはいる.しかし,作業環境がすべて問題がないわけではない.また,地震や火災に遭遇することもまれではあるが皆無ではない.事故や災害発生時の処置と対策について述べる.〔臨床検査 40:58-64,1996〕
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