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エンドトキシンによるプログラム細胞死(アポトーシス)
著者: 加藤豊1 横地高志1
所属機関: 1愛知医科大学微生物免疫
ページ範囲:P.79 - P.80
文献購入ページに移動エンドトキシン(内毒素)はグラム陰性桿菌が菌体外膜に持つ糖脂質であり,臨床的には,エンドトキシンショックの原因物質として重要である.しかし,このエンドトキシンがアポトーシスの誘導因子であることが明らかになったのはつい最近のことである1).エンドトキシン自体はアポトーシスを惹起することはないが,エンドトキシンを生体に投与した場合,多相多様の生体防御機構が働き,結果として各種の臓器に通常ではみられないアポトーシスが惹起される.
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