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文献詳細

雑誌文献

臨床検査40巻11号

1996年10月発行

文献概要

ミニ情報

抗GPIIb/IIIaアンタゴニスト

著者: 小田淳1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部内科

ページ範囲:P.194 - P.194

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 抗GPIIb/IIIaアンタゴニストは現在導入されつつある強力な抗血小板薬の一群である.血小板凝集はGPIIb/IIIaがフィブリノゲンなどと結合することにより起こるのであるから,GPIIb/IIIaをブロックすることは血栓症の治療に有用である.副作用は出血である.体内の抗GPIIb/IIIaアンタゴニストの効果の簡便なモニタリング法はex vivoにおける血小板凝集である.GPIIb/IIIaアンタゴニストは日本でも現在臨床試験が進行中であり臨床検査学上も重要トピックである.主要なGPIIb/IIIaアンタゴニストを掲げ簡潔に説明する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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