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抗GPIIb/IIIaアンタゴニスト
著者: 小田淳1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部内科
ページ範囲:P.194 - P.194
文献購入ページに移動 抗GPIIb/IIIaアンタゴニストは現在導入されつつある強力な抗血小板薬の一群である.血小板凝集はGPIIb/IIIaがフィブリノゲンなどと結合することにより起こるのであるから,GPIIb/IIIaをブロックすることは血栓症の治療に有用である.副作用は出血である.体内の抗GPIIb/IIIaアンタゴニストの効果の簡便なモニタリング法はex vivoにおける血小板凝集である.GPIIb/IIIaアンタゴニストは日本でも現在臨床試験が進行中であり臨床検査学上も重要トピックである.主要なGPIIb/IIIaアンタゴニストを掲げ簡潔に説明する.
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