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特集 血栓症と血小板凝固線溶系検査 血栓症の検査 6.画像診断
2)カラードプラ
著者: 伊藤泰司1 松本昌泰1
所属機関: 1大阪大学医学部第一内科
ページ範囲:P.222 - P.226
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非侵襲的にしかもリアルタイムに血流状態および組織性状を調べることができる超音波検査は,心臓・腹部領域に広く使われている有用な方法である.さらに超音波機器の最近の進歩により,本法は脳血管障害の診断に対しても重要な位置を占めるようになってきている.本稿では,超音波検査の中で特に多大な血流情報を与えるカラードプラ法の原理について最初に述べるとともに,本法を利用した検査として脳血管領域に使用される頸部超音波断層法と経頭蓋超音波法について概説することにする.
非侵襲的にしかもリアルタイムに血流状態および組織性状を調べることができる超音波検査は,心臓・腹部領域に広く使われている有用な方法である.さらに超音波機器の最近の進歩により,本法は脳血管障害の診断に対しても重要な位置を占めるようになってきている.本稿では,超音波検査の中で特に多大な血流情報を与えるカラードプラ法の原理について最初に述べるとともに,本法を利用した検査として脳血管領域に使用される頸部超音波断層法と経頭蓋超音波法について概説することにする.
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