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文献詳細

雑誌文献

臨床検査40巻11号

1996年10月発行

文献概要

ミニ情報

活性化血小板の検出法

著者: 野村昌作1

所属機関: 1関西医科大学第一内科学第1

ページ範囲:P.266 - P.266

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 血栓傾向における最も初期の反応は,血小板の活性化である.近年,血小板機能に関する分子機構の研究が進み,血小板膜糖蛋白上の受容体と各種粘着性蛋白との結合のメカニズムについては,ほぼ全貌が解明された.
 最近は,これら血小板の活性化に関連した膜糖蛋白の構造変化や血小板に由来する内因性因子を血小板系分子マーカーとして,血栓傾向の診断に利用しつつある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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