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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査40巻12号

1996年11月発行

雑誌目次

今月の主題 臨床化学とHPLC

巻頭言

臨床化学とHPLC

片山 善章

pp.1235-1236

 臨床化学領域における分離分析は,各種電気泳動法,ガス液体クロマトグラフィー(GC)法,高速液体クロマトグラフィー(HPLC)法などが挙げられる.電気泳動法は古くから,最も広く普及してきた技術であり,現在でも遺伝子診断検査には必須の技術である.GC法は尿中ステロイドホルモン,尿中カテコラミン,血中脂肪酸などの分離分画に利用されてきたが,蛋白の分離分画には適していないことは周知のとおりである.それに対してHPLC法は脂溶性および水溶性のいずれの物質についても分離分析が可能な技術としての特徴がある.いずれにせよこれらの分離分析法が臨床化学領域に用いられているのは,臨床検査診断における病態解明を目的とする場合が主流であるが,最近では成分によっては分離分析による日常検査を行うことが要求され,特にHPLC法はヘモグロビンA1c(HbA1c),グリコアルブミン(GA),血中・尿中カテコラミンの測定に利用されている.

 このようにHPLC法が日常検査にまで普及してきた背景にはHPLCのハード,ソフト面の大きな進歩・発展は見逃せない.

総説

医療とHPLC

福島 健 , 今井 一洋

pp.1237-1242

 HPLCは,多成分を同時に検出定量できる特徴を持つため,医療現場において臨床診断と血中薬物濃度モニタリング(therapeutic drug monitoring;TDM)に活用され,現代の医療に大きく貢献するようになった.

 現在広く使われているHPLCは,分離能の向上や蛍光,化学発光検出による検出の高感度化,および高選択化,コンピュータ制御による機器の自動化によって,21世紀の医療においておおいに活用される傾向にある.〔臨床検査40:1237-1242,1996〕

HPLC技術最近の進歩

高井 信治

pp.1243-1246

 まずHPLCシステムの現状について解説し,サンプルの前処理および検出器についてはさらに将来必要とされることについて触れた.またこのうち新しい検出法として,多波長検出器を用いたときの未出現ピークの認識法について述べた.〔臨床検査40:1243-1246,1996〕

HPLCの診断への応用

野崎 修

pp.1247-1251

 HPLCの診断への応用の現状を調べるために,大規模受託検査センター(SRL,三菱化学ビーシーエル,住友金属バイオサイエンス)および病院内検査部(近畿大学病院,ペンシルバニア大学病院)のHPLC検査項目を調査した.その結果,HPLC検査項目は,大規模検査センターでは数は多い(79項目)が,病院検査部では少なかった(4項目).HPLC検査項目には,分子量約300~1,000の比較的低分子物質で,構造類似物質が混在する項目が選ばれていた.生化学自動測定装置および免疫化学自動測定装置と比較して,今日の医用HPLCは少数検査項目,不十分な検出感度,単項目測定,不完全自動化,unknown物質への不対応の問題を有することがわかった.医用HPLCが,さらに有力な臨床診断手段となるためには,HPLC-MSによるunknown物質への対応,コンピュータ支援多項目選択測定,affinity-HPLC&rapidHPLCによる高速測定,高感度検出器(microboreHPLC用UV/蛍光検出器,化学発光検出器,質量分析器)を装備した高感度検出が近い将来可能となることが期待される.〔臨床検査40:1247-1251,1996〕

技術解説

血中・尿中カテコールアミンおよびその代謝物

辻 哲 , 片山 善章

pp.1252-1258

 HPLCを用いたアテコールアミン(CA)の蛍光測定法について概説した.THI蛍光反応はCAに特異性が高く,最も信頼性の高い方法である.DPE法はTHI法に比べて特異性は若干劣るもののノルアドレナリン,アドレナリンに加えてドーパミンをも同時に定量できる点で画期的である.最近は,DPE法を利用した前処理をほとんど必要としない専用自動分析器が普及しつつあり,簡便性・信頼性・感度のすべてを満足する装置として注目される.

 血液検体の取り扱いに関して,血小板の問題を考慮すべきであることが明らかとなった.今までほとんど注意されてこなかったが,血小板は大量のCAを保有しており,血漿に残留する血小板の量により測定値を大きく変動させる可能性がある.〔臨床検査40:1252-1258,1996〕

脳内アミン

眞重 文子

pp.1259-1267

 脳内モノアミンの測定は,高速液体クロマトグラフィー(HPLC)の出現によって飛躍的な進歩を遂げた.電気化学検出器(ED)を使用したHPLC-ED法は,モノアミン類測定の進歩とともに発展してきたといっても過言でない.最近,多チャンネルEDの検出システムが構築され,多数のモノアミン類が一斉分析できるようになった.このような分析法の発展が,アルツハイマー病やパーキンソン病をはじめとする脳・神経系疾患の診断や成因の解明に役だっている.〔臨床検査40:1259-1267,1996〕

グリコヘモグロビン(HbA1c

星野 忠夫 , 岡橋 美貴子

pp.1268-1274

 血糖コントロール状態の目安値が具体的に示されるようになって,グリコヘモグロビン測定値の目安値との整合性が要求されている.グリコヘモグロビンの測定は,これまではほとんどがHPLC法によったが,施設間差が大きく測定の標準化が進められている.一方,新たに開発された測定原理の異なるグリコヘモグロビンの測定法が日常測定に参入し始め,施設間差の拡大が危惧され,これらの方法すべてを対象とする標準化が必要である.

 日常検査でのグリコヘモグロビン検査では,ほとんどの施設が測定装置と試薬キットを購入して測定している.いわば,お仕着せの装置で測定しているのが現状であるが,装置の管理を行うばかりでなく,その中に測定のトレーサビリティを高めるために必要な要件を見いだすことができる.

 グリコヘモグロビン測定の標準化の第一歩として,HPLC法のみならず,免疫法,アフィニティ法を含めて,日本糖尿病学会推奨法に基づいたグリコヘモグロビンの測定をすべきである.〔臨床検査40:1268-1274,1996〕

グリコアルブミン

安川 恵子 , 西村 理

pp.1275-1280

 グリコアルブミンは,過去約2週間の平均血糖値を反映する短期的血糖管理指標であり,糖尿病の治療開始時,短期(教育)入院での治療効果判定,薬物投与量の決定・調節に有用である.さらに,ヘモグロビンA1cでは診断し得ない,不安定な血糖変動を示す症例,短期間に厳密な管理が必要な糖尿病妊婦,貧血,腎疾患を有する症例での血糖管理に適している.HPLC法によるグリコアルブミン測定は高精度な結果が短時間で得られ,日常検査への普及が期待される.〔臨床検査40:1275-1280,1996〕

リポ蛋白

岡崎 三代

pp.1281-1292

 リポ蛋白の臨床検査の分野では,沈澱法に代わって新しいHDL-コレステロールの測定法が登場したため,その基準分析法に関心が高まっている.また悪玉コレステロールとされているLDL-コレステロールは,超遠心法以外に定量法がないため,TC,TG,HDL-コレステロールから計算した値が用いられている.HPLC法によりリポ蛋白をCM,VLDL,LDL,HDLの4つに分画し,各分画のコレステロールを定量できる計算ソフトが開発され,リポ蛋白分析システムの臨床検査法としての実用化が可能となった.5μlの血清から15分で,リポ蛋白を量と質の両面から捉えることができる本システムの臨床診断への利用法について紹介する.〔臨床検査40:1281-1292,1996〕

ビリルビン

坪田 博幸 , 佐藤 悦子 , 片山 善章

pp.1293-1298

 各種肝胆道疾患の診断などに重要な情報を提供する血清ビリルビンは,従来からジアゾカップリング反応を利用した方法で測定されるのが一般的である.しかし近年,分析技術の進歩により血清中での存在様式によるビリルビンの測定が可能となってきた.

 今回は,HPLC法を用いたビリルビンの分析方法,分画などについて各種報告の中からLauffらの方法に若干の検討を加えた結果を交えて述べる.〔臨床検査40:1293-1298,1996〕

尿酸・クレアチニン

大澤 進

pp.1299-1303

HPLC法による尿酸およびクレアチニンの測定は実用基準法として開発され,日常試薬の正確さの評価やその開発,また常用標準血清の値付けとして利用される.外部精度管理として実施される精度管理調査では試料の正確な値付けとして使用でき,正確さに基づく施設間差の縮小に効果を挙げている.尿酸の測定では逆相カラムが用いられ,過塩素酸による除蛋白上清を試料として用いる.検出は285nmで実施し,NIST SRM 913を標準物質としてクロマトグラムのピーク面積から濃度を求める.クレアチニンは強酸性陽イオン交換カラムを使用し,トリクロロ酢酸による除蛋白の上清を用いて測定する.検出は234nmで実施し,NIST SRM 914を標準物質としてクロマトグラムのピーク面積から濃度を求める.実施に当たっては勧告法の規定した精密さや特異性の確認を行ってから実施する必要がある.試薬の開発に当たっては,その正確さの確認法として価値を発揮する.〔臨床検査40:1299-1303,1996〕

尿蛋白

越智 正昭 , 徳永 賢治

pp.1304-1308

 本法は尿蛋白測定の実用基準法として,日常一般法の正確度の評価や常用標準尿(二次標準物質)の検定などの利用目的に作製された方法である.すなわち,ゲル浸透(分子ふるい)クロマトグラフィーの原理に基づき,尿中蛋白と他の成分を分子の大きさで分離した後に,蛋白の基本構造であるペプチド結合由来の吸収(220nm)を検出するHPLC・紫外部検出法である.標準液はNIST7%BSA-SRM927で評定された純度99%HSAを一次標準物質として用いる.〔臨床検査40:1304-1308,1996〕

話題

HPLC法によるHDL-Cの測定

岡崎 三代 , 柳澤 勉

pp.1309-1313

1.はじめに

 末梢組織からコレステロールを肝臓へ運ぶ機能を持つとされている高比重リポ蛋白コレステロール(HDL-C)の測定は臨床検査の項目として欠かせないものである.またHDL-Cは動脈硬化の指標[(TC-HDL-C)/HDL-C]や,悪玉コレステロールとされている低比重リポ蛋白コレステロール(LDL-C)の簡便な算出法としてFried-ewaldの計算式(LDL-C=TC-HDL-C―TG÷5)に用いられる.この計算式は,トリグリセリド(TG)が400mg/dl以上の検体やⅢ型高脂血症などでは,適用できないことが知られているが,それ以外にHDL-Cが高値の検体ではどの程度まで適用できるのかが懸念されている.

 HDL-Cの測定法には,超遠心法,電気泳動法,HPLC法1),沈澱法などがあり,方法によってその測定値に違いがみられる.例えば,市販の分画剤を用いた沈澱法によるHDL-CはHPLC法より有意に低値であり,その傾向はHDL-Cが高値である場合に顕著である2,3).また最近沈澱法に代わって使われている直接測定法で測定されるHDL-Cは測定原理の違いによるキット間差が問題となっている.

HPLC法によるLDL粒子サイズの分析

山村 卓 , 木田 一成

pp.1314-1316

1.はじめに

 血漿リポ蛋白代謝異常症は動脈硬化の危険因子としてよく知られている.動脈硬化の発生と関連するリポ蛋白異常として,その量的異常だけでなく,質的異常が指摘されている.最近,低比重りポ蛋白(LDL)の中でも粒子サイズが小さくて,密度の高いLDL(small, dense LDL)は,特に動脈硬化惹起作用の強いことが明らかにされている1,2)

 一般に,LDLの粒子サイズは超遠心分離したLDLを,ポリアクリルアミド濃度勾配ゲルを用いた電気泳動法によって分析される.しかし,この方法は煩雑であり,多数検体の分析には適当でない.そこで,分離能の改善された高速液体クロマトグラフィー(HPLC)によってLDL粒子サイズの分析を試み,さらに高脂血症症例のLDL粒子サイズを検討した.

今月の表紙 表在性真菌症の臨床検査シリーズ

まれな表在性または深在性皮膚真菌症の臨床検査・2

Scopulariopsis sp.およびFusarium sp.による爪または皮膚の感染症

山口 英世 , 内田 勝久

pp.1230-1231

 Scopulariopsis sp.およびFusarium sp.は,通常,環境中に生息する腐生菌または汚染菌として知られる非着色性糸状菌である.しかし,その中の特定の菌種はときにヒトにさまざまなタイプの感染症を引き起こす.

 Scopulariopsis sp.の代表的な病原菌種はS.brevicaulisである.本菌に起因する真菌症は比較的まれなものの,その中では爪感染が最も多く,ごくまれに深在性の肉芽腫性病変をつくることもある.

コーヒーブレイク

平澤先生のこと

屋形 稔

pp.1251

 前号に触れたフィッシャーというドイツ人教師が良寛を書いた「蓮の露」(英文)という本は後年独文や邦文にも訳されたが,最初に彼の目を開かせたのは大正13年から昭和21年まで新潟医大の解剖学教授であった平澤興先生といわれる.錐体外路系の研究で学士院賞を受賞した後に京大に転出後は総長も務められた方である.

 私は先生が新潟在任中に講義を受けた最後のクラスであったが,医学に進んで最初にして最大のカルチャーショックを与えられた方でもある.私のみでなく多くの学徒の敬慕を得られたのは学問への姿勢もあったが,識見の卓抜さにもあった.敗戦も真近の頃の解剖学講義を通じて,超論理主義の空気の中で育った私たちに繰り返し「事実を粗末にしないでよく見つめ,真実のみを追究するのが医学である」とたたきこまれた.ここから戦後をそして一生を通じての科学への参入の確信を得ることができた恩は忘れられない.

シリーズ最新医学講座―遺伝子診断 Technology編

DNA修飾酵素の種類と使い方

中川原 寛一 , 森 光子 , 三岡 周子 , 稲毛 礼子

pp.1317-1325

はじめに

 DNA修飾酵素はプローブDNAに32Pや蛍光標識をラベルするときに使用するin vitro labeling酵素類やポリメラーゼ(polymerase)を除き,その用途は圧倒的に遺伝子クローニングを対象したものが多い.そのため,臨床検査の現場ではDNA修飾酵素の種類と使用方法などについて,詳しく知る機会はそう多くはないであろうし,またin vitro labeling酵素類の使い方にも目的に応じてさまざまあることが意外に知られていない.そこで,DNA修飾酵素の種類とその使い方について解説する.

シリーズ最新医学講座―遺伝子診断 Application編

クラミジア・トラコマチス

宮下 修行 , 松島 敏春

pp.1326-1331

はじめに

 Clamydia trachomatis感染症は日本や欧米をはじめ,世界的にも淋菌感染症を上回り,最も頻度の高い性行為感染症と考えられている.本菌はヒトを自然宿主としてヒト・ヒト伝播し,封入体結膜炎やトラコーマなどの眼疾患,非淋菌性尿道炎,子宮頸管炎,骨盤内感染症,肝周囲炎(Fitz-Hugh-Curtis症候群),新生児封入体結膜炎・肺炎など,多彩な病気を引き起こしてくる.さらに本菌による感染症の特徴として,無症候性感染例が多く,そのため男女間のピンポン感染,反復感染が起こりやすい状態にある.初感染,再感染時にはそれほど重篤でなくても,反復感染を繰り返すことによって,骨盤腹膜炎,卵管閉鎖症,失明など重篤な続発症に発展することがある.そのため,早期診断,早期治療が重要となる.

 迅速に特異的に診断する方法として,遺伝子を利用した臨床診断法が近年の病原微生物検査法の流れである.とりわけクラミジア感染症では,その基礎的・臨床的研究の急速な進歩によって,すでに種々の診断キットが市販されるに至っている1~7).本稿では,Chlamydia属の中でもいちはやく遺伝子診断が開発され,臨床応用されているC.trachomatisの現況について概説する.

トピックス

フライトサージャン

関口 千春

pp.1333-1336

1.はじめに

 フライトサージャン(flight surgeon;FS)という専門医は,日本ではあまり馴染みのない医師の専門分野であるが,パイロット人口の多いアメリカやヨーロッパでは比較的知られた分野で,臨床医としてFSを標傍している医師もみられる.このFSは従来,軍のパイロットの飛行への医学適正を判断し,彼らの健康管理および診療を行うのが本贋的役割であるが,さらには航空医学の研究も彼らの業務となっている.しかし,現在では航空のみならず宇宙医学の知識を持ち,宇宙飛行士の健康管理および宇宙医学の研究を行う専門医もこの範疇に入る.現在,日本では航空自衛隊に航空医学のみのFS養成の教育プログラムがあり,自衛隊のFSはそこで養成されているが,宇宙医学に関するFS養成プログラムは日本にはなく,宇宙医学に携わる日本人FSの養成はアメリカの民間プログラムに頼っているのが現状である.

質疑応答 輸血

輸血による抗体の産生時間

浅井 隆善 , 佐藤 幸一

pp.1337-1338

 Q 輸血で抗体が産生されるまでにはどれくらい時間がかかるのでしょうか.例えば,実際に適合血と思われる輸血をした場合これに対する抗体を産生し(寿命以内に)これによる溶血副作円はおきないものでしょうか.

質疑応答 診断学

感染症診断におけるPCRの利用

安岡 彰 , Q生

pp.1339-1340

 Q 感染症診断の際にPCRを利用しようとする場合,内部標準を用いてPCR反応を監視する必要性がありますが,現在どのような方法がもっとも応用性が広くて便利でしょうか.また,この方法による精度管理としての理論と目安についてもご教示ください.

資料

EIA法およびIRMA法によるプロラクチン(PRL)測定値の差違―重量単位および生物活性単位の評価

内田 弘行 , 古籏 敏文

pp.1341-1344

 EIA法およびIRMA法によるPRL測定値を,重量単位もしくは生物活性単位のどちらで表示すべきかについて比較検討した.その結果,表示を重量単位とした場合,各測定法により測定値に著しい違いが認められたが,生物活性単位に換算したところ,その差違はほとんど解消された.この原因は,標準品の精製度,純度の違いによるものと思われた.今後,各測定法での表示を生物活性単位とすれば,標準品の違いによる測定値の差違を低減させることができ,施設問でのデータ対比を含めより実用的であると考えられる.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

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64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

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今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

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64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

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64巻2号(2020年2月発行)

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64巻1号(2020年1月発行)

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今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

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59巻2号(2015年2月発行)

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59巻1号(2015年1月発行)

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58巻12号(2014年11月発行)

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58巻11号(2014年10月発行)

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58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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